クリーニング事例 - 染み抜き
カビ
ここではカビのクリーニング事例についてご紹介します。
クリーニング その10 - 喪服と帯のカビ
大阪の小売店さんが持ち込まれました。カビまみれの絽の喪服と絽の黒共帯です。ユーザーさんがタンスの整理をしていたら、着物と帯がカビだらけになっていて、急に着物と帯が必要になったら、困るのでカビを取って欲しい、着れる様にしてほしいと依頼されました。小売店さんからこの商品を預かりました。持ち込まれて、すぐにビフォーの写真を撮り、着物と帯のカビ状態が酷過ぎるのですぐに、そのまま、ドライクリーニング機の部屋に移動して、もう一度、カビの状態を把握して、すぐにドライクリーニングしました。普通の着物クリーニング(丸洗い)はドライクリーニングを1回ですが、このひどいカビの着物と帯はクリーニングの下洗いもせずにドライクリーニングを連続で3回回しました。その後、陰干しで3ヶ日ほどこの着物と帯を干して、やっと普通のクリーニングの作業が出来ました。そして、それでも残ったカビはひとつ、ひとつ、手作業で取りました。今回も幸いなことにカビの状態が悪くなく、かびを取りやすい作業でした。
![]()
クリーニング その9 - 黒留袖のカビ取り
黒留袖のカビ取りのご相談を受けました。御贔屓にして頂いてる呉服屋さんの依頼です。
先代のお母様が昭和40年代に販売されたお着物です。購入されたお客様は何度かこの留袖を着用され、娘様に受け継がれました。その留袖を娘様が近々にある結婚披露宴で着用の為、タンスから出してみたら、カビだらけになっていました。このような事情で私共のところに遣って来ました。
写真はカビのピンポイントに撮っていますが、着物全体にカビが生えてましたので、まず一度着物クリーニング(丸洗い)をして、天日の陰干しで着物を乾かし、残っているカビを手作業で取っていきました。タンスに閉まっている期間が長かったのに幸いにもカビの状態も悪くなく(着物クリーニングでカビが取れるほどの状態のこと)だったので、昭和40年代にお母様が購入された時の状態と遜色ないほど、うまく作業が出来ました。
![]()
クリーニング その8 - 産着の古いシミ
和歌山県のお客様の相談です。
息子さんが赤ちゃんの時に着せた産着を今、お孫さんに着せて挙げたいと。お客様のこだわりでしょうか?写真を見ますと古くなったカビのシミが全体にあります。
このシミ・生地・その他を観察して見ますと着物地自体が白色地というのがお分かりになると思います。
この着物全体をクリーニング、そして、漂白することで、この古いシミを取ることにしました。
古いカビのシミが取れた写真を見ていただくと新品の産着のようになったことがわかります。
このお客様から、後日、お礼のお手紙をいただきました。(和歌山県O様)
大変喜んで頂いて良かったです。こちらこそ、ありがとうございました。
全てのカビのシミがこのように取れるわけではありませんが、出来うる限り綺麗にお着物を直すように心がけております。
![]()
クリーニング その7 - 七五三の男児用の羽織
お宮参り、七五三の男児用の羽織です。七五三に着用のために一度、出してみたらこの様になってたと相談を受けました。
見てみますと衿の部分にカビです。写真右隅にもカビがあります。カビの色も変色し始めています。このような場合、カビ取りだけでは取り切れないことがあります。カビが生地の色自体を変色させるからです。カビは取れても、カビがあった場所の生地の色が変色し始めている場合があります。そんな場合は色補正をします。
今回は幸いにも、カビ取りだけで済みました。
![]()
クリーニング その6 - 20年前の着物、結婚式の着物 古いカビのシミ
すずらんの柄にカビ変色しています。
20年も箪笥にしまいこんでいるとこんな風になります。
柄を描くときに使った糊(のり)がカビの原因です。
まず、着物全体をクリーニングしてから、カビ菌を油性系溶剤で取り除き、それから新しく胡粉を塗り直しました。
(before) 白いすずらん柄の部分の中が茶色くなっています。これが、カビです。カビが変色しています。長い間、時間が経つとこのようになります。
(after) 綺麗に直しました。縁取りの金箔もやり直しました。
![]()
クリーニング その5
兵庫県、芦屋市のお客様のお振袖です。娘様に着せれないかと持ってこられました。
カビとか、汚れとか、色々な複合のシミが付いていました。
染み抜き加工を終わらせてから、お仕立ていたしました。
仕立て上がりは「伊藤和裁(仕立て直し事例 - 振袖)」でご紹介していますので是非ご覧下さい。
![]()
クリーニング その4
カビが留袖全体に生えて白っぽくなっています。
ここまで生えるとお客様もパニック状態だったそうです。
でも、私が見る限り、カビは多いですが、割とやさしい部類の作業でした。
アフターを見ていただくと新品の様になったことが分かって頂けると思います。
みなさまも、あきらめる前に一度御相談下さい。
![]()
クリーニング その3
東寺のがらくた市で買われた振袖です。黒カビが振袖全体に付いていました。
カビの状態がひどかったため、変色してしまっている部分には上から銀を被せる技法を使いました。
![]()
クリーニング その2
結婚式の披露宴に出席するために、タンスから出した黒留袖だそうです。
白っぽくカビが、着物全体にポツポツとありました。特に袖にカビが生えてました。
でも、あまり酷くない状態でしたので、10日ほどで出来上がりました。
丸洗いとカビ取りをさせていただきました。
湿気の多い日本ではかびは大敵です。着用後はお着物を虫干しをしましょう。
![]()
クリーニング その1
久しぶりにタンスから出された訪問着です。
金をぬる時に使うのりがカビてしまっています。丸洗い後、同じ色の金を上からぬりました。
![]()
着物のクリーニングのことならお気軽にご相談ください。

















