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着物クリーニング専門きものしみぬき専科

着物クリーニング - 染み抜き(化粧品)

着物についた化粧品のクリーニング事例

ファンデーション、口紅、ヘアスプレー、化粧筆などの化粧品による汚れや白髪染めや毛染め等による汚れなどのクリーニング事例についてご紹介します。

事例11. 色無地着物の衿に化粧品と汗のシミ

色無地着物の衿に化粧品と汗のシミ

仕立て上がりの色無地です。
衿に化粧品と汗シミがベットリと付いています。汗もたくさんかかれたのでしょう。衿元のしみがよく分かります。汗もかかれていましたので、汗抜きと着物クリーニング、残ったシミを染み抜きをお勧めしました。
着物クリーニングは着物全体を洗い、見落としがちになる油性の汚れを取ってくれます。
私どもでは、着物クリーニングをする際に よく汚れが付きそうな衿、袖口、裾、脇、を下洗いとして、ソープとブラシで洗い落とします。次に残ったシミと胸や脇、衿などに 付いた汗シミを手作業で、染み抜き、汗抜きをします。

事例10. 小紋着物に付いたファンデーションの染み抜きクリーニング

小紋着物に付いたファンデーションの染み抜きクリーニング

仕立て上がりの小紋です。衿に変色したファンデーションのシミが付いています。
ファンデーションのシミだけが茶色く変色したようです。
小紋着物の衿には表面上にシミが張り付いたような状態だったので、生地にはあまり影響がなかったようでした。
クリーニング溶剤とソープで綺麗に化粧品のシミを落とすことが出来ました。

事例9. ファンデーションのシミクリーニング

ファンデーションのシミクリーニング

小紋着物の衿部分にファンデーションのシミが付いています。化粧品の成分は油性の成分が多く含まれているので、石油系溶剤とクリーニングソープ、ブラシを使って、シミを落とします。ただ、油性のシミだけを取り除いても見た目にはシミが落とせたように見えるのですが、化粧品のシミは油性分だけで出来ているのではないので、そのシミもちゃんと処置をして置かないといけません。油性以外の水溶性、アルカリ性のシミもちゃんと落として、ファンデーションのクリーニングは出来上がりとなります。

事例8. 衿元の化粧品のクリーニング

衿元の化粧品のクリーニング

着物の衿元に化粧品や汗のシミが沢山付いています。この状態ですと着物の脇や背中のも汗シミが付いていると考えられます。このまま放って置くと着物の生地全体が変色して、着物が駄目になってしまいます。今回は着物全体をクリーニングしてから、衿元の染み抜きをしました。着物全体をクリーニングする時も衿のシミは下洗いで作業しますが、それだけでは取れないシミは少し時間と手間を掛けて取ります。もう一度、石油系の溶剤とクリーニングソープ、ブラシと使って、油性成分のシミを取ります。化粧品のシミはこれだけで取れるのですが汗シミが含まれていますと水性成分のシミも取らないといけません。水と石鹸を使い、生地が縮まないように注意しながら、作業を行いました。お手入れは早めにすることが大事です。

事例7. 口紅のクリーニング

口紅のクリーニング

付下げ着物の袖口に赤い口紅のシミが付いています。口紅は顔料などを油分に溶かして作っていますので、シミの種類で分けると油性のシミになります。なので油性のシミは石油系の溶剤で取る事になります。今回のシミですが、少しべっとりと口紅が生地に付いていますので、取れ易いように口紅の付いてる部分の生地を軽く揉みました。その後に石油系の溶剤とブラシを使って、取ってみましたが顔料の赤みが生地に薄く残っていたので、クリーニングソープを汚れの部分に塗り、ブラシで2~3度ブラッシングして、溶剤で洗い流しました。最近の口紅の成分は、口紅の種類と比例するように増え、複雑になっていますので、市販の染み抜き溶剤で取ろうとはせずに、着物クリーニングの専門店の任せましょう。

事例6. 化粧品の筆のクリーニング

化粧品の筆のクリーニング

薄い色の絽の着物です。地色が薄いのでシミが付きますとよく目立ちます。大阪、北新地のお客様です。タクシーで移動中、化粧直しをしていて、チークの筆を落として着物の下前の衿を汚してしまい、クリーニングと染み抜きの依頼を受けました。化粧品のシミは、生地の上に張り付いているイメージです。着物全体を洗うドライクリーニングする事で、シミが一緒に取れる場合が多分にあります。今回も化粧品のシミも、着物全体をクリーニングすることで綺麗に取れました。天日の陰干しで、4~5日乾かし、着物全体の出来栄えをチェックして、着物をプレスクリーニングしました。時間も余り掛からずに簡単にシミを落とす事が出来ました。

事例5. 化粧品マスカラのクリーニング

化粧品マスカラのクリーニング

このシミは、最初、何のシミか分かりませんでした。このシミをいろいろと観察してみます。シミを少し触ってみましたら、弾力がありました。生地に浸透しているのではなく、生地の上に張り付いている感じがします。その辺りから油性系の食べ物だろうか?化粧品?生地に浸透する水溶性のシミでは無さそうです。このシミの色も食べ物の色では無さそうです。化粧品のマスカラのシミです。ここ、1箇所だけの染み抜きをしました。石油系の溶剤とクリーニングソープとブラシを使って染み抜きをしました。シミの近くに金加工がしてあります。ブラッシングした時に、この金加工を傷つけない様に注意しながら、クリーニング作業を行いました。

事例4. 水で着物が傷まないクリーニング

水で着物が傷まないクリーニング

大阪 北新地のお客様の訪問着です。着物の衿回りの汗抜きクリーニングのビフォーとアフターの写真を載せます。衿回りの他にも、一番よく汗が付きやすい左右両脇と両胸も汗抜きクリーニングをしております。衿回りは袖口と並んで、一番肌が触れやすいところなので、よく汚れています。衿回りはファンデーションのシミ汚れだけでなく、一緒に汗のシミが付いています。汗の成分のたんぱく質が時間が経つに連れ、汗の付いているところを変色させてしまいます。今のうちに着物全体をクリーニングして、その次に洗剤と水を使って、衿、脇、胸の汗染みクリーニングをします。着物は水に濡れたままクリーニングする事で着物の地色が色落ちしたり、生地が縮んだり、痛んだりしないように気を付けながら、汗抜きクリーニングをしました。このお客様はお仕事柄、衣替えの時期にお着物を持ってこられます。やはり、お着物のチェックは怠りません。

事例3. 大島紬の衿のファンデーションクリーニング

大島紬の衿のファンデーションクリーニング

大島紬着物の衿のファンデーションのシミです。ファンデーションの成分は石油系の成分(セレシン・ワリセン・パラフィン・クリスタルワックスなど)を含む、ファンデーションもあれば、それ以外の成分のファンデーションもあります。毎回、同じシミではありませんので、シミを取るときの基本ですが、石油系のクリーニング作業から行ないます。今回もまずは油性のクリーニング溶剤とクリーニングソープを使って、シミを落としてみます。染み抜きをしてみて、確認をしてみて、シミが取りきれなかったとしたら、次に水溶性の染み抜きをします。洗剤と水を使い作業します。今回の大島紬着物の染み抜きですが、紬を織る際の糊が水とアイロンを使用したことで、大島紬の生地が固くならない様、気を付けて作業を行ないました。

事例2. 大島紬の襟元のクリーニング

大島紬の襟元のクリーニング

白地の大島紬の衿元にファンデーションのシミが付いています。まずは石油系溶剤をブラシに十分に溶剤を含ませ、ファンデーションのシミをこのブラシで軽く上下に1~2度ブラッシングします。そして、手早く、今度は白い綺麗な布にこの同じ石油系溶剤をたっぷりと含ませ、衿全体を濡らし、この石油系溶剤をボカシながら拭き取ります。ある程度、拭き取ったらドライヤーで外側のぼかしてる部分から、内側のシミの部分に円を描くように乾かす方法もありますが、私共は自然に乾燥をさせる方法で乾かしています。シミの型が残らなければどちらでも良いと思います。慣れれば、皆さんにもファンデーションのシミは取れると思います。まずは、着なくなった古い着物や長襦袢で何度も練習されては如何でしょうか。次に汗のシミも付いているかも知れません。水溶性洗剤と水を使い、汗シミクリーニングもしています。ただ、この白大島紬は右側の衿の部分が絞りになっていますので、最後のプレスクリーニングで絞りの凹凸の風合いを壊さないように注意を心がけました。

事例1. ファンデーションや汗の古いシミのクリーニング

ファンデーションや汗の古いシミのクリーニング

そんなに古くないファンデーションのシミの様に思いました。まずは、石油系溶剤で衿をクリーニングしてみましたが、まったく、シミが変化しません。シミが薄くもなりません。衿に付いたままのファンデーションや汗染みが時間が経つに連れて、汗の成分のたんぱく質や塩分が着物の染料と交わり酸化してしまって生地が茶色く変色しています。古くなったシミをクリーニングする時には漂白の処理を行います。この処理をすることで、変色したシミと一緒に着物の地色が薄くなる可能性が高くなります。まず、古くなったシミを取ることが先決です。シミが取れれば、次に薄くなってしまった地色を筆で色を合わして差します。今回はなかなか色がうまく同じ色に差せませんでした。生地の繊維に含まれているキラキラ光っている銀糸が原因です。70%ぐらいしか元通りに色を合わす事が出来ませんでした。それと、もうひとつ、また、再び、生地の変色が起こらないように酵素クリーニングでたんぱく質を分解処理を行いました。